+SEIKEI それは地域社会とのコラボレーション
+SEIKEIとは
学外でのいろいろな体験は、学生たちにとっても自己発見につながると、私たちは信じています。大阪成蹊大学芸術学部の「地域のニーズに応える学生参画事業の展開」は、そんな思いから生まれた地域協同教育ネットワーク・プログラム。地域社会を学びのフィールドとして、さまざまな人たちと積極的に関わり、つながり合い、地元のためにできること、すべきことに取り組む。共に学び、何かを創りあげる。数々の貴重な体験をとおして、学生たちは、豊かな社会をつくる人間に成長していきます。

情報デザイン学科1年 藤森あかね
「ボランティアスタディ1」で、小学生の子どもたちが西山の自然を体感する環境教育の運営をお手伝いしました。山に入ってのたけのこ掘りや竹トンボ作り、生き物の観察、種イモ植えなど、どれもが日常生活では経験できないことばかり。水生生物の観察の時には、どうすれば子どもたちが楽しく学べるかを考えて、いろいろな生き物のかぶりものを作りました。運営されているNPOの方にうまく思いを伝えられなかったり、子どもとのコミュニケーションにとまどったこともありますが、自然から学んだこと、子どもたちに教えてもらったことも多く、一生懸命に取り組む子どもたちの真剣な眼差しには本当に感動しました。本物の自然を身近に感じた経験は、きっと子どもたちも忘れられない思い出になるのではないでしょうか。今後もこういう機会があれば、ぜひ参加したいと思います。
私たちは、“大学は地域とともに発展すべきである”と考え、「教育」、「研究」の2本の柱に加えて「地域貢献」を学部の3本目の柱にしています。総合教育研究支援センターが中心となって、平成18年度からスタートした「ものつくり未来学校」では、学生とともに地域の活性化を支援する多彩な活動を展開し、大きな成果を生み出しました。高まる地域からの要望にお応えして、さらに平成20年度からは「地域協同教育ネットワーク・プログラム」と題して、学部を上げて地域貢献のための活動に本格的に取り組んでいます。このプログラムの最大の特徴は、学生全員が少なくとも1回は参加する体験活動型カリキュラムをはじめ、学生が主体的に参画できる構成になっていること。単に公開講座の提供や施設設備の開放にとどまることなく、地域社会のニーズを敏感にキャッチし、地域関係機関と連携を取りながら、地域社会から求められるネットワーク型プログラムを創りあげています。
「地域のニーズに応える学生参画事業」を展開するにあたり、私たちは、体験型カリキュラム、学部内連携、学生委託システム、学生提案の積極的支援という4つの教育実践回路を土台とした、3年間の「協同教育(Cooperative Education)」プログラムを編成しました。大学を軸とした地域の関係団体とのネットワークの中で、本学の活動に職業的・学術的に関心を持つ人たちと共に、学生が学んでいくプログラムです。体験型カリキュラムは、“心の交流プログラム”とも呼ばれるボランティアワークを中心とした活動で、選択必修科目としてすべての学生が一度は履修するのが特徴です。一方、学部内連携では、従来から実施している特色ある開講講座に参画するほか、外部から受託する多様な研究に携わるスタッフ、展覧会の補助スタッフ、学内の3つのセンターのスタッフなどを経験。学生委託システムでは、デザイン、映像、建築、染織といった、学生たちの専門分野の知識やセンスが生かせる実際のビジネスをすることで、生きた実践を積んでいきます。さらに、学生からの企画提案に対して、物質面、金銭面での支援を拡充させます。すべてのプログラムは年度ごとの評価をもとに改善を加え、いっそう内容の充実した取り組みを目指します。
経済産業省が提唱した「社会人基礎力」について、実際の社会活動を実地に長期間にわたって体験することにより、必要なスキルを磨いていきます。職務経験を重ねていくことで、自身の社会性や社会貢献の資質を高めていきます。
平成20年度から本格的にスタートした「協同教育(Cooperative Education)」プログラムでは、総合教育研究支援センターを中心に、ものつくり未来学校(city college)、公開講座やワークショップ、産官学連携など、多様な取り組みを実践しています。その一つひとつが、小規模な大学が地域活性化に向けて何ができるかという課題に対する、私たちからのアンサーなのです。
小学生を対象にしたワークショップで、「世界で一枚の旗」を制作。作品は市民ギャラリーでの展覧会で発表しました。一生懸命に作った旗を、太陽と風のなかでそよがせることで、子どもたちは自分たちが暮らす長岡京の風を体感し、私たちも風にゆれる樹木や空を飛ぶ鳥たちと共に生きていることを実感しました。

ポニー、ギンギツネ、ペリカンなど、40種類以上の動物がいる移動動物園をキャンパス内にオープン。約700名のみなさんが動物の見学や写生を楽しみ、希望者には教員による作品の講評も実施しました。動物とのふれあいコーナー、乗馬コーナー、記念撮影コーナーなどもあり、絵を描かない人も楽しめる講座になりました。

ポニー、ギンギツネ、ペリカンなど、40種類以上の動物がいる移動動物園をキャンパス内にオープン。約700名のみなさんが動物の見学や写生を楽しみ、希望者には教員による作品の講評も実施しました。動物とのふれあいコーナー、乗馬コーナー、記念撮影コーナーなどもあり、絵を描かない人も楽しめる講座になりました。













