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総合教育研究支援センターとは
「総合教育研究支援センター」には二つの役割があります。一つは「学生への教育・技術支援」。もう一つは 「社会に対する新たな支援」です。これは、大学の使命として最近問われている、「社会貢献」というテーマを具体化するために生まれた新しい取り組みで、学内外のあらゆる機関と大学を結びつける窓口としての機能を持ち合わせています。
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サポートされる技術

〜芸術学部学生への教育・技術支援〜

総合教育研究支援センター内には、「基礎造形教育センター」「情報技術センター」「造形ファクトリー」「芸術研究センター」「イラストレーション・ファクトリー」という、5つの研究所を創設しています。
「基礎造形教育センター」では、デッサンや色彩構成といった造形基礎科目の学習について、丁寧なサポートを行い、学生それぞれのレベルに合わせた相談にも十分応じられる体制を整えています。さらに、この造形能力育成の次のステージ、つまり大学導入での造形教育プログラムとして、基礎科目の開発にも力を入れています。これらは、「さまざまな造形分野に通じる基本的な能力」を習得するためのプログラム。学生の学習意欲を向上させながら、知識、スキル、価値観など、表現者としての基本的な行動力を習得した優れた人材を社会へ送り出すことを目標としています。 このような、少人数制の学部であることを活かした、学生一人ひとりに対する丁寧なケアとサポートは、他に類を見ない試みであると自負しています。新設の学部だからこそ、既存の概念にとらわれず、現代に求められる大学のあり方や時代に応じた教育改革を、フレキシブルに、スピーディに追究していけるものと考えています。
この他に、「情報技術センター」は、学部内の情報機器を使った制作環境の整備と維持を目的として設立されました。また、専門の技術スタッフが常駐し、ハード・ソフトともに充実の設備を整えた「造形ファクトリー」は、本学部の大きな特長の一つであり、専門技術に関する支援やユーザビリティを考えたシステムづくりを行います。「芸術研究センター」は、学内ギャラリー〈spaceB〉の企画・管理・運営を中心に、地域社会への開かれた芸術学部として成果を発表しています。「イラストレーション・ファクトリー」は、現役で活動しているイラストレーターを客員研究員として招き、学生独自の思考やデザインを追求し、形にするための実践的なアドバイスを行います。


サポートする技術

〜大学の社会に対する新たな支援〜

これからの大学は、社会に対する新しい支援方法として、「地域」「企業・産業」「高等学校」の3つの窓口を通して、学外のさまざまな機関と大学を結びつける役割も果たしていかなければなりません。
まず、大学の新しい役割として最近期待され始めているのが、「生涯学習」など地域の人々への支援です。特に、芸術に携わる本学部に求められているのは、人類が持つ特別で良質な“あそび”としての「幸せな芸術との出会い」を、地域の人々とも共有することではないでしょうか。短期や連続公開講座をベースに、「ものつくり未来学校」として多彩な内容や形態を考えています。
また、産官学の共同研究において、現代社会の中で可能性の広がりを見せる「デザイン」という立場から、本学部がどのように貢献できるかを追求しています。こうした「産官学連携」は、在学中の学生にとっても実社会で要求されることを解決するための考え方や技術を習得する格好の機会にもなるはずです。大学の財産である「知」をあらゆる分野で積極的に応用していくために、これからもユニークで効果的な方法を探っていきたいと考えます。
さらに、「高大接続教育」として高等学校との連携により、多くの教育機会を通して高校生の興味や関心を引き出し、知的探求心を向上させます。高校生に一足早く大学での学びを体験してもらう「キャンパス・インターンシップ・プログラム(CIP)」をはじめ、高校での出向講座、高等学校と大学教員との懇談会など、工夫した取り組みも行っています。
2008年度からは、「知的財産権保護委員会」を設立し、芸術系大学の中でも先駆けて、学生の創作物に関する知的財産権を保全する仕組みを構築するとともに、知的財産権の実践的教育および創作権利・保全の意識を高めるための講座を開設しています。
これらの活動により、本学部のキャンパスが学生だけのための閉ざされた特殊な空間ではなく、年齢も職業も技術も経験も異なるさまざまな人々が行き交う空間となるなら、非常に喜ばしいことです。総合教育研究支援センターは、一般社会人・在学生を問わず、好奇心旺盛なすべての人々と大学とをつなぐひとつの「回路」として柔軟な教育活動を展開し、地域文化の拠点となることを目指します。

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